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オーストラリアのワイン
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【- 基礎知識 -】
オーストラリアのワインは今や世界的に有名でフランスに肩を並べるほどだと知り合いのワイン通オージー(ピーター君)は言っております。
ピーター君の独り言はさておき、実際いろいろな本や雑誌、Webサイトでもオーストラリアのワインは近年の成長が著しく世界に肩を並べる所まできていると言われています。
始まりは1840年にSouth Australia(南オーストラリア洲)のBarossa Valley(バロッサバレー)に移住したドイツ人によってだそうですが、そんなうんちくどうでもいいですね。
オーストラリアは北半球に比べ長い日照時間と広大な台地、ワインに適した土、砂に育まれかなり良質のブドウが収穫され毎年がヴィンテージイヤーだなんて表現されたりもします。
オーストラリアでは、ワインはブドウの品種により分類そして表示されていますのでブドウの種類を知っておけば選ぶ際にかなり助かります。ここのページでは基本的なブドウの種類とともにお勧めワインの紹介、さらにはレストランでどのように頼めばいいかなどご紹介していきます。
【ブドウの種類】
■白ワイン
Chardonnay(シャドネィ)
日本でいうシャルドネです。エキゾチックにフルーティである程度の酸味とコクをあわせもち、フルボディーのもがおおいです。
Riesling(リースリング)
上のシャルドネよりフルーティーに仕上がり、ドライなものから甘いものまでその種類は多い。クセがないのでどんな料理にも合いやすく、多くの人にとって飲みやすいはず。「とても強いシトラス、ライム、パッションフルーツ等のパリッとした香り」などと表現されたりします。新鮮でとてもデリケートな感じを受けます。個人的には大好きな種類。オーストラリアのリースリングはとても独特ですばらしい出来栄えだといわれたりもしてます。
という事で、迷ったら絶対リースリングを試してみてください。
Semillon(セミヨン)
やや辛口と言うのでしょうか、ドライなものソフトドライなものフルーティーだが酸味があるも等ライトボディーからフルボディーまでそのバリエーションは豊富です。青葉を思わせるような淡いすばらしい香りも特徴的。飲み味はさっぱりしてかつキレがあります。
Suvignon Blanc(ソーヴィニオン・ブラン)
日本ではソーヴィニオン・ブランクと呼ばれています。ピリッとそしてパリッとても心地よい味が特徴的。アスパラガスのような香り等とも表現されたりしますが、アスパラガスなわけではありません。ドライな味のワインに仕上がるものが多いです。上のセミヨンとのブレンドによく使われます。
■赤ワイン
Cabernet Sauvignon(カバネー・ソーヴィニオン)
日本ではカベルネ・ソーヴィニオンの名で知られています。「うわー、これこれ。来たきたキター!」というこれぞ赤ワインと言う感じの味。深くそしてまろやかな味に仕上がります。
Shiraz(シラーズ)
官能的、スパイシー、そして濃厚、香り深いものなどがありとても特徴的です。酸味も含みどっしりとした存在感のある味に仕上がります。ミディアムからフルボディーのものが多いです。個人的意見では初心者には上のカバネーより飲みにくいものが多いのではないかと思いますが、慣れるともうやめられません。私は大好き。
オーストラリアで赤ワインといえばシラーズです。本当にすごいですが多くのワインでややタルのクセが強い傾向にあります。がしかし、是非挑戦してみてください。
Pinot Noir(ピノ・ノワー)
やや甘口に仕上がるものが多く、独特なフルーティーの香りと酸味をあわせもち赤ワインには珍しくとても繊細な味わいが特徴です。ライトからミドルボディーのもののみで色合いも淡く、ソフトな仕上がりになります。赤ワインといえばカバネーと言う人にはやや物足りないかもしれませんがすばらしい味です。
ソフトな赤が好きな人は超お勧め。
Merlot(メルロー)
プラム、ブラックチェリーの香り等と表現され、香り風味、味がややながつづきするのが特徴。カバネーの代わりとして近年急激に人気を獲得しつつあります。個人的意見ではややライトな感じを受けるものが多かったです。ワインが苦手な人には飲みやすいかもしれません。
【ワインの表示方法】
すべてのワインがそうとは限りませんがオーストラリアのワインの表示のほとんどが「ワイナリー名、ワインの名前、ブドウの種類、製造年、生産地」となり。場合によっては生産地が無かったりワイナリー名は小さく書かれていてワインの名前が全面に押し出されているものであったり様々ですが、おおむね下に紹介するような表示になっています。
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ワイナリー名
この場合はPenfolds(ペンフォールズ)
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A |
ワイン名
この場合はKoonunga Hill(クナンガ ヒル) |
B |
ブドウの種類
この場合はシラーズとカバネーの混合となります。 |
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製造年
英語ではこの事をvintage(ヴィンテージ)といいます。 |
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うんちく
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このワインはGrant Burgeというワイナリーで生産されているのですがその標記がワインのラベルには無く、ボトルの首の辺りにかいてあります。
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ワイン名
Balthasar(バルササー)という名前。 |
A |
ヴィンテージ
製造年のことです |
B |
ブドウの種類
つまりこれはシラーズです。 |
C |
生産地
Barossa Valley(バロッサバレー)というところで作られた事を意味します。
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ワイナリー設立年月日
実際どうでもいい情報。 |
A |
ワイナリーの名前
これは、マクウィリアムズという名前。 |
B |
ワインの名前
HANWOOD(ハンウッド)という名前。 |
C |
生産地
なぜだかこのワインは生産地ではなくて生産の洲が書かれています。
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D |
ブドウの種類
シャドネィですね。
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E |
ヴィンテージ
製造年が2002ということです。
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【レストランでワインの注文】
さてレストランでワインを注文する場合ですが大体どこのお店にもワインリストがありますのでそれを見ましょう。ワインはグラス単位で注文する事もできますし、ボトルで注文する事もできます。何人かで行った場合はボトルの方が安いですが、グラスワインの場合は皆さんでそれぞれ違ったワインを注文し、交換しながらいろいろ楽しむといったことも可能ですね。
さてワインリストと見たところでおそらく知ってるワインはごくごく限られていたり、全くないでしょうから困りますね。ここで店員さんに「お勧めのワインを下さい。」というとこれヤバイです、メチャクチャ高いのをお勧めされちゃったりするので注意してください。実際ぼったくろうという気持ちではなく、確かに高いワインは良いものですのでお勧めしたくなるのでしょう。
ワイン選びに迷った場合はブドウの種類と、値段を見て決めましょう。例えばシラーズで作られたものが飲みたいとしますね。値段はグラス1杯8ドルくらいを予定してるとしましょう。そうしましたら、その条件(赤ワインのシラーズ、値段は8ドル前後)に合うものをリストの中から数個(もしくは全部)選び、店員さんが来た際にその選んだワインの特徴をそれぞれ聞いてみましょう、たとえば「これと、これと、このワインの違いってどんな感じ?。」とでも聞いてみてください。もしくは、例えば甘いものを飲みたい場合は、店員さんに選んでおいたワインを指差し「この中で一番甘いのはどれ?」などと聞いてみましょう。これ最高のやり方です。
もし、ブドウの品種の特徴もわからないという場合は赤か白だけ指定して「フルーティー」「ドライ」「ライト」「スウィート」等の言葉を使い、値段は8ドルくらいでどれか教えてと素直に言えばそれで問題ありませんし、決して失礼ではありません。
【- お勧めワイン-】
さて上でブドウのの特徴を書いてみたもののそれだけではどんなワインがいいかなんてわからないでしょうからここでオーストラリアのワイン通ピーター君の知識と私の独断も含め(でも、日本人の舌だしね)お勧めワインを紹介します。お土産に、またレストランで迷った際に是非参考にして下さい。
しかし、オーストラリアには1000を軽く超えるワイナリー(ワイン生産会社)の数があり各ワイナリーが数多くの種類のワインを造っていますので、たとえ有名なワインだけをオーストラリアのビールのページのように紹介してもそれだけでWebサイトが1つ出来上がってしまいますので、ここで紹介するのは超厳選、たった一つのワイナリーのみのご紹介。どうだ参ったか!時間があれば増やしていきます。
ここで紹介するワインはPenfolds(ペンフォールズ)(左図)。ペンフォールズというのはワイナリーの名前で、ペンフォールズからいろいろなワインが売られています。赤、白、様々なブドウを使用したものが多数あります。白いラベルに赤い筆記体でPenfoldsとシンプルにかかれています。写真1はBin389という名前の赤ワインです。
ペンフォールズのワインなら赤でも白でも何でも良いので買いましょう。上で説明したブドウの中で気になるものがあればそのブドウを使用したペンフォールズを買いましょう。値段も10ドル以下のものからありますが、20ドル以上辺りから急に味が良くなりますので、もし余裕がありましたら是非。ペンフォールズのものならどれもまずいという事な絶対無くかなり完成されたすばらしいワインを楽しむ事ができます。
白ワインが好きな方は是非リースリング(というブドウでできたワイン)を赤ワインが好きな方は是非シラーズ(というブドウでできたワイン)を購入してみてください。かなり満足いくとおもいます。特に、白好きの方、リースリングは絶対おいしいと思うはず。値段は20ドル以上すればヤヴァイくらいおいしいです。ほんとよ。
【良いワインの選び方】
「俺は、私は、おまえの勧めるペンフォールズなんて飲まねーよー。」という人のためにワインの良い選び方をご紹介します。ボトルショップ(小型の酒屋。)やリカーショップ(大型の酒屋で、安売りとかやってる所)に行ってワインをよく見てみてください。ボトルに直径3センチくらいの丸いシールが貼ってあるワインが多数あります(右写真1)。これはワインの出来栄えコンテストで受賞した事を意味します。シールには金色・銀色・銅色がありまして、それぞれ金賞・銀賞・銅賞を意味します。もちろん金賞が一番いいということになります。コンテストはいろいろな部門や、様々なコンテストがあると思うのですけど、右の写真の例ではその、あるコンテストでは金賞を他のコンテスト(か部門)でそれぞれ銀と銅を2つ受賞した事を意味し、かなりよさげなワインだと想像できるわけです。
そして特にリカーショップなのですが(ボトルショップでもお店によっては)そのワインがスウィートかドライか、ライトボディーよりかフルボディーよりかの表示がされておりますので参考にして下さい。
お勧めの方法としましては最低限ブドウの知識を入れておき、後はリカーショップで好みのブドウを使ったワインでかつシールの貼ってあるもの(つまり受賞しているもの)を選びスウィートかドライか、フルボディーかライトボディーか(ミディアムか)の表示を参考にしながら自分の好みに合ったものを買いましょう。
いかがでしょうか?
【- ひとこと-】
ワイン通の方がこのページをご覧になられたばあい「おまえ、何でもいいからとりあえずペンフォールズをお勧めしとけば良いってもんじゃねーぞ。」とクレームを頂いてしまうかもしれませんが、いや実際超有名なのでお許しください。まぁ1番有名なワインと言っても問題ないかも知れません。その理由はPenfolds
Grange(ペンフォールズ グレインジ(日本のワイン雑誌では「グランジ」と表現されています))にあります。値段は数百ドルから数千ドル(年によって様々)の赤ワインでその味は筆舌に尽くし難く、あーだこーだうだうだ(うんちく1時間)となります(とかい言いつつ、私はもちろん飲んだ事ありません)。
実際、ちょっとワインを知ってる人ならこのワインは絶対知っているはずです。余裕のある方はペンフォールズグレインジいかがでしょうか?
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