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マナー・風習・パーセプション

【マナー・風習・パーセプション】
このページを2つに分け前半はマナーや風習の、後半はパーセプション（意味は下で説明）の違いを紹介してみました。下のリンクをクリックするとページ内リンクでズルッっとすべります。

マナー風習編（っていうか、すぐ下の文章です）
パーセプション編

【マナー風習編】

所変われば、マナーも変わります。ここでは私が気づいたマナーや風習などを紹介いたします。

その1
ラーメン、スパゲティー、お茶、コーヒーなどは音を立ててすすってはいけない。
これやってしまうと最悪です。「Disgusting（最高に気分が悪い）！」と言われます。注意してください。麺類を食べるときは絶対すすらずに、口の中に送るように食べてください（笑）。
コーヒーやお茶などもたとえ熱くでも「ズズーッ！」っと音を立ててすすってはこれいけません。たとえ口の中がやけどしようとも音だけは立ててはいけないのです（笑）。
時々、日本人の方でも見えるのですが食事中に「クチャクチャ」と音を立ててソシャクされる方が見えますがこれもオージーにとっては「Disgusting」ですので、注意してください。
ちなみに食事中お皿を持ち上げてはいけません。まぁ、ナイフとフォークだからこれはやらないかな。。

その2
風邪などを引いていて鼻水が垂れてきますよね？そんな時は鼻を「ズーッ！」っとすすったりしますよね？あれダメです。オージにしてみれば「Disgusting」の称号を与えられてしまいます。
しかし、思いっきり鼻をかむ事は全くこれOK。でございます。公の場、電車の中、静かな図書館などでも思いっきり「チーーーン！」とやっちゃってください。だれも、気にすることはありません。

その3
ハンカチにご用心。上のその2とややかぶるのですがオージーにとってハンカチは鼻をかむ為のもの。ポケットからハンカチ（本当に日本人が持つようなやつ）を取り出しては、思いっきり鼻をかみ、それをまたポケットにしまいます。（われわれからすると、それの方がなんとなく嫌だ（笑））
ですので、例えば日本人がトイレから出てきてハンカチで手を拭きそれをバッグに入れるなどという光景をオージーが観た場合とても異常に感じるそうです。とはいっても、日本にそういう文化があることを理解している人もいっぱいいますが。

その4
中華料理ではおわんとお皿が置いてありますが、お皿の方は鶏肉の骨など食べられないものを置くためだそうです。とはいっても、中華料理は中国のマナーに従ったもの、オージーも知らない事多いでしょうからそれほど気にしなくてもOK！

その5
ラッシュアワーに電車に乗った際扉付近の人は降りる人の為にいったん電車から降りる。降りないと、近くの人たちに文句を言われてしまいます（笑）。

その6
エスカレーターは左側にのり、右側は歩いてのぼる人の為に開けておかなければなりません。2人で横に並んでいると、後ろの人に「エクスキューズミー。」とか言われちゃいますよ。

その7
公共の場でくしゃみをした場合は小声でいいので「Excuse me（エクスキューズミー）」というのがマナーです。たまに全く知らない人が「Bless you you（ブレスユー）」といってくれることがありますが、言われたら必ず「Thank you」と返しましょう。女性のくしゃみによく男性が反応します（笑）。

その8
年齢と収入を聞く事はご法度中のご法度です。絶対に尋ねてはいけない事項ですのでご注意を。年収をたずねる事はまぁ、ないでしょうが、年齢を尋ねることは日本ではごく普通の会話の中でありえる事。でも、シドニーではダメですよ。」

【パーセプション編】
パーセプションとは「ものの見方」などの事を言います。日本とシドニーではだいぶパーセプションの違う事柄がたくさんあります。日本では「あいつ、イタイやつだなぁ。」と思われることでもシドニーでは全く問題ありません。そんな事柄を集めてみました。

パーセプションの違いその①：スケボースケートボードを東京や大阪の都心部でやっていたらどうなるでしょうか? それも子供達だけでなく30歳も近いであろう大人まで。パーセプションの違いはこうなります。
日本でのパーセプション	シドニーでのパーセプション
「おい、邪魔なんだよー。どけよー。あ～ッもぅ危ないなぁ。。いい年こいた大人がこんな所でスケボーするのやめろよー。ってうか、イタイやつ、、。」 ※日本でスケボーされている方々を何ら批判・中傷するものではございませんし、私自身が思っていることでもありません。	「ワーォ。ザッツアブソルートリークール！（うひゃー。カッチョイィー！！）いいなぁ。スケボーできるの? っていうか、歩かなくていいからラクチンそうだねー。いい運動にもなるしねー。うん。俺も（私も）始めようかなー。スケボー。」
総評と、このようにシドニーでは「いいなぁ。」と思われることはありますが、「よくない。」と思われることはありません。実際都心部だろうがどこだろうがスケボーに乗った人たちを見ることができますし、子供達のみならず大人でもいます。また、大学等の通学に利用している人までいるくらいです。シティーの中心部でもアップダウンが激しい為、スケボー好きにはたまらない都市でしょう。スケボー好きな方是非、持参してみてはいかがですか?

パーセプションの違いその②：携帯電話のインカム日本でもありますか？インカム（耳にイヤホンを付けマイクが口の方に伸びている機器）を使用して携帯電話で通話されている方。
日本でのパーセプション	シドニーでのパーセプション
「うわっ。寒ッ。っていうかそれ、かっこわるー。携帯くらい手で持てよ。いけてるとでも思ってるのかね? っていうか、イタイやつ、、。」 ※インカムを使用されている方々を何ら批判・中傷するものではございませんし、決して私自身が思っていることでもありません。	「ワーォ。ザッツアブソルートリークール！（うひゃー。カッチョイィー！！）いいなぁ。インカム。それ、ブルートゥースってやつだよねー? 両手使えて便利だよね。ていうか、それ使ってる人って仕事できそうな感じがしていいね。私も今すぐインカムセット買いに行こっと。」
総評と、このようにシドニーでは「便利。仕事できそう。」と思われることはありますが、「恥ずかしい行為だ。」と思われることはまずありませんし、たくさんの人が利用しています。というわけでインカム好きにはたまらない都市でしょう。インカム好きな方是非、持参してみてはいかがですか?

パーセプションの違いその③：ランチボックスを持参して人ごみのど真ん中で食べる例えば、東京駅出た辺りで適当に座って手作りお弁当を「モシャモシャ」と食べていたらどうなのでしょう?
日本でのパーセプション	シドニーでのパーセプション
「あらら。いや、、別にさー、あなたさー、悪い事していないけどさー、食べ物屋さん一杯周りにあるじゃん。ほらみんな見てるよ。ちょっと恥ずかしくない?」 ※決してお弁当を持参して食べておらられる方々を何ら批判・中傷するものではございませんし、私自身お弁当大好きです。	「ワーォ。ザッツアブソルートリービューチルフ！（うひゃー。いいねー！！）。えらいわねーお弁当作ってくるなんて。外で食べると10倍おいしいよね。みんなうらやましがって見てるよ。お金もかからなくていいね。私も頑張ってお弁当つくろーっと。」
総評と、このようにシドニーでは「いいなぁ。すごい。うらやましい。」と思われることはありますが、「恥ずかしい行為だ。」と思われることは絶対ありません。事実、誰でもどこでも何でも平気な顔して食べていますし、それが「恥ずかしい行為」という風潮は一切ありません。というわけでお弁当好きにはたまらない都市でしょう。是非お弁当ご持参ください。（オイッ）

パーセプションの違いその④：どこでもベタベタチュッチュする。公共の場で若者がベタベタチュッチュとしていたら今でもやはり日本ではひんしゅくモノなのでしょうか?見てみましょう。
日本でのパーセプション	シドニーでのパーセプション
「もう最悪。うぜー。他でやれ。家でやれ。ていうか、マジじゃま。目障り。ハイハイ、すごいすごい。わかったわかった。ていうか、お前らイテーやつら、、。」 ※表現が汚いのは私の嫉妬以外の何物でもありません。寂しいやつだと鼻で笑って許してやってください（自爆）。	「うーん！キミ達ー愛し合ってるねー。そういうの大事だよね。うん。いつでもどこでも愛を確認しあわなきゃね。体で表現しなきゃね。5秒に1回はキスだよね。っていか、それ当然。まじで。」
総評と、このようにシドニーでは「当然」と思われることはあっても「ウザイ。破廉恥（ハレンチ）。」と思われることは一切ありません。事実、「ハグ」、「キス」はもう挨拶のようなものですのでだれがどこでしていても誰もなんとも思いません。たとえ舌をからめあったとしてもこれまたOKでございます。というわけでベタベタ好きにはたまらない都市でしょう。喫茶店、レストラン、図書館、デパート内、どこでもいいからやっちゃってください。

パーセプションの違いその⑥：ノートパソコンを公共の場で使用。今でも日本国内では公共の場所でノートPCを使う事のイメージはよくないのでしょうか? とりあえず、こんな感じにまとめてみました。
日本でのパーセプション	シドニーでのパーセプション
「え? オタク? パソコン使えるだけでオタクの時代は終わりましたよ。え? 仕事できる奴? 仕事できる人は会社ですべて終わらせてくるんですよ。ていうか、それかっこ悪いですよ。」 ※決して公共の場でのノートPC使用者様を批判中傷するものではありませんし、私自身が思っていることでもありません。	「ジーザス！アブソルートリークール！（やべー、超カッチョイイー！）」それ日本製？ますますすごいねー。高いのによく買えるねー。ノートPCほど便利なもの無いよねー。私も超欲しいよ。すげーよ。カッコイイよ。あぁ、うらやましいよ。嫉妬だよ。」
総評と、このようにシドニーでは「すごい。うらやましい。カッコイイ。」と思われることはあっても馬鹿にされたり、かっこ悪いと思われることは絶対ありません。モバイラーにはたまらない都市でしょう。電車内、喫茶店、その他どこでもパチャパチャとキーを叩いちゃってください。事実本当に電車や喫茶店でのノートPC使用者は多いです。

【まとめ】
と、このようにオーストラリアでは（シドニーでは？）誰が何をしていても基本的に誰も気にすることはありませんし、それを馬鹿にしたり非難したりという風潮があまり（ほとんど？（全く？））ありません。自分がしたいことをして何が悪い。人は人、自分は自分。という考え方が根付いておりまた、自分と他人を比べたりという事も少ないようです。

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